「人と比べなかったら、今わりと幸せだな。」
運転しながら、ふとそんなことを思った。
あたたかい家庭は営めなかったし、仕事は転々としているし、
丁寧で素敵な暮らしとは程遠いし、馬鹿言って笑い合えるような仲間も居ない。
他人から見たら本当につまらない人生だろうけど、
人と比べなかったら結構平穏だ。
「強がってない?」と自分に聞いてみる。
「そりゃー、理想や望みは沢山あるけどさ。」と返ってくる。
ダメな自分を少し許せるようになっている気がする。
つい自己卑下をするのは相変わらずだけど、以前より自分を受け入れつつある。
私は私なりに生きればいい、と。
目の前の、どうしようもない、でもたった一つしかない
自分の生活を愛したい、という小さな意志の芽生え。
妥協や諦めとは違うこの感情。いい兆しかもしれない。
そんな気持ちのそばに、空虚さも同居している。
一人でいるのは意外と寂しくなくて、誰かと居る方が孤独を感じる。
一人でいるのは自由だけど、心細さが付きまとう。
「無理してない?」と、もっぺん自分に聞いてみる。
「無理したくないから、いつも一人で居るんだよ。」
お互いにいい影響を与えあって、一緒に幸せになる関係性って、未知の領域だ。
特にパートナーシップにおいては。
祖母も母も、私から見ると、結婚で苦労している。
そういうパターンまで無意識に受け継いでしまうのだろうか。
でも、世の中には本当に仲睦まじいご夫婦も居るようで
安堵と羨ましさでいっぱいになる。夢であり理想郷。
そういう人の話をいっぱい聞きたいな。なれそめとか。
本当に信頼しあって、愛し合っている二人の話。
いいイメージを集めていくことが、今後のよき指針になるような気がしている。
恥ずかしいことを真面目に書いてる気がするけど、酔っぱらっていない。
(しらふで書けるの寧ろヤバい)
しいて言えば、頂いたクリスマスケーキの食べ過ぎで、
少し情緒不安定なのかもしれないけど。