はてなスターを非表示にした話

はてなスターを非表示にしました。

 

今までスターをくれた人たち、どうもありがとうございます。(気づくといいな)

読んだ後に、わざわざ手を動かして押してくれてたのか…と思うと

とてもありがたい限り。そしてうれしかったです。

 

スターのおかげで出会えたブログもあるので、少し悩みましたが

しばらく非表示で行くことにしました。

 

自由に書くために始めたブログなのに

いつの間にか人の反応を気にするようになってしまったので。

 

「自分にしか書けないことを、誰にでもわかる文章で書く」

それが作文の秘訣だと、井上ひさし先生の本に書いてあった。

(一生徒として、ここではあえて先生と呼ぶ)

 

そして作文の基本は「自己本位」なんだそうで。

 

自分がどんな人間なのか、いい面も悪い面もひっくるめて

徹底的に自分を研究して知るということ。

自分勝手ではなく、自分が基本という意味。

 

この、いい意味での「自己本位」が簡単に危うくなるので

私には評価のような機能がない方がいいみたい。

(スターを押す意味も、人それぞれ違うみたいですが。

「好き」だったり、「応援」だったり、「既読」だったり。)

 

分かりやすく書くために、読み手の存在を意識することは大切だけど

顔色を伺って書くようになったら、いったい何になるんだろう。

私は自分のために書き始めたのに。

 

自分が悩みごとやさまざまなことで追いつめられたとき、言葉がいちばん、役に立つのです。

言葉で切り抜けていくしかないのです。

よく、あの人、頭がいいから文章を書く、という言い方を耳にしますが、そんなことは全然ありません。文章を書く、ということは、考えていく、ということなんですね。

「こまった、こまった」という所から、考えながら書きながら、抜け出ていく。

 

井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」より

 

なぜブログという開かれた場所に書きたくなるのか。

この本を読んでとても腑に落ちたし、

自分のことを書いていいんだと、晴れやかな気持ちになった。

そのために作ったブログだったのに。

 

スターを好意的なコミュニケーションツールとして

活用してる方は多いようですが、私にはまだ使いこなせそうにない。

という訳で、これからも心の中で☆をつけるスタイルで参ります。

 

ブログに限ったことじゃないけど

何の反応がなくても、その人らしさがいいと思ってくれてる人は、きっといるよ。

 

お互いに、好きなように書いていけたらいいですね。ではまた。

 

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2024/2/16 はてなスターを復活させてみた。理由はこちら↓

 

heeja123.hatenablog.com